シリア人権監視団によると、ダイル・ザウル県各所でのシリア軍、国防隊、地元武装集団(部族軍)と人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍の戦闘の停止、シリア民主軍と北・東シリア地域民主自治局の内務治安部隊(アサーイシュ)によるハサカ市とカーミシュリー市の治安厳戒地区の封鎖解除をめぐるロシア仲介による停戦案に関して、シリア軍第4師団と「イランの民兵」はユーフラテス川西岸からの撤退を拒否した。
その一方、第4師団と「イランの民兵」に代わってユーフラテス川西岸に展開すべく、共和国護衛隊の部隊がダイル・ザウル県に到着した。
一方、アサーイシュは、カーミシュリー市の治安厳戒地区の封鎖解除の準備を始め、緊急物資の搬入などを許可した。
アサーイシュはまた、拘束していたシリア軍将兵20人を解放するとともに、シリア軍側も捕捉していたシリア民主軍の兵士を解放した。
AFP, August 14, 2024、ANHA, August 14, 2024、‘Inab Baladi, August 14, 2024、Reuters, August 14, 2024、SANA, August 14, 2024、SOHR, August 14, 2024などをもとに作成。
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