イドリブ県、ハマー県、アレッポ県などでのシリア軍とシャーム解放機構の戦闘で、シャーム解放機構とナスル軍の戦闘員3人死亡(2024年9月7日)

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、「決戦」作戦司令室がシリア政府の支配下にあるドゥワイル村一帯、ザーウィヤ山地方東方一帯を砲撃した。

「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。

これに対して、シリア軍はシャーム解放機構支配下のマジュダリヤー村を砲撃し、同機構の戦闘員1人が死亡した。

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ラタキア県では、シリア人権監視団によると、「決戦」作戦司令室がシリア政府の支配下にあるトルコマン山地方のアブー・アリー山一帯を砲撃した。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がシャーム解放機構の支配下にあるガーブ平原い悪書を砲撃、同機構とともに「決戦」作戦司令室を主導する国民解放戦線(シリア国民軍)所属のナスル軍の戦闘員1人が死亡した。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がシャーム解放機構の支配下にある県西部を砲撃し、同機構の戦闘員1人を殺害した。

AFP, September 7, 2024、ANHA, September 7, 2024、‘Inab Baladi, September 7, 2024、Reuters, September 7, 2024、SANA, September 7, 2024、SOHR, September 7, 2024などをもとに作成。

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