シリア軍が自爆型無人航空機でシャーム解放機構支配下のアレッポ県西部を攻撃(2024年9月10日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が自爆型無人航空機1機で攻撃し、シャーム解放機構の支配下にあるアスウース村を、3機でカフル・ヌーラーン村を攻撃した。

シリア軍はまた、カフル・アンマ村を砲撃した。

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ラタキア県では、シリア人権監視団によると、「決戦」作戦司令室がシリア政府の支配下にあるジュッブ・アフマル村一帯を砲撃した。

「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。

これに対して、シリア軍はシャーム解放機構の支配下にあるクバイナ丘一帯を砲撃した。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がシャーム解放機構の支配下にあるガーブ平原のサルマーニーヤ村一帯、マシーク村、アンカーウィー村を砲撃した。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍の無人航空機3機がシャーム解放機構の支配下にあるルワイハ村近くを攻撃した。

AFP, September 10, 2024、ANHA, September 10, 2024、‘Inab Baladi, September 10, 2024、Reuters, September 10, 2024、SANA, September 10, 2024、SOHR, September 10, 2024などをもとに作成。

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