ミラー米国務省報道官は北・東シリア地域民主自治局が実施しようとしている地方自治体選挙を支持しないと表明(2024年9月13日)

米国務省のマシュー・ミラー報道官は報道声明を出し、北・東シリア地域民主自治局が実施しようとしている地方自治体選挙を支持しないと表明した。

声明の全文は以下の通り。

米国は、シリアにおいて自由、公正、透明、かつ包括的な選挙を開催するための必要な条件が、特に北部と東部で整っていないと判断しており、北東シリア地域民主自治局が最高選挙委員会(選挙管理委員会)に自治体選挙の準備を開始するよう求めた最近の発表を支持しない。米国は、シリアで行われるいかなる選挙も、国連安保理決議第2254号に従った自由、公正、透明、かつ包括的なものでなければならないと一貫して表明してきた。このような選挙の条件は、北部および東部を含むシリア全体で現在整っていない。

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一方、ダーイシュは、機関誌『ナバア』(9月13日付)を通じて、過去1週間で199回の作戦を実施したと発表した。

AFP, September 13, 2024、ANHA, September 13, 2024、‘Inab Baladi, September 13, 2024、Reuters, September 13, 2024、SANA, September 13, 2024、SOHR, September 13, 2024などをもとに作成。

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