米主導の有志連合に所属すると見られる無人航空機がハマー県のドゥワイル・アクラード村に隣接地域にある外国人戦闘員の本部を爆撃、アンサール・イスラーム、ジュンド・イスラームの司令官らが死亡(2024年9月24日)

ラタキア県では、シリア人権監視団などによると、米主導の有志連合に所属すると見られる無人航空機1機が、ハマー県のドゥワイル・アクラード村に隣接する地域にある外国人戦闘員の本部を狙って爆撃した。

この本部には、モロッコ人、リビア人、イラク人、トルコ人、イラン人、チェチェン人指導者らがおり、爆撃によって1人が死亡、4人が負傷した。

これに関して、テレグラムの「シリア革命の咆哮者たち」(https://t.me/s/mzmgr_syria)は、新興のアル=カーイダ系組織のアンサール・イスラームの司令官の1人であるジャアファル・トゥルキー氏のグループの戦闘員2人、ジュンド・イスラーム大隊のアブー・アイユーブ・ガーブ司令官、アブー・アブドゥッラフマーン・ウサイド・ウルドゥンニー、アブー・ハムザ・シャーミー、シャーム解放機構が抑圧を試みてきた無所属の戦闘員複数人が死亡したなどと伝えた。



AFP, September 24, 2024、ANHA, September 24, 2024、‘Inab Baladi, September 24, 2024、Reuters, September 24, 2024、SANA, September 24, 2024、SOHR, September 24, 2024などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.