SANA(10月14日付)は、社会問題労働省が、各県の関係部局を通じて、NGOとともに、イスラエルの攻撃激化を受けてレバノンからの避難を余儀なくされているシリア人やレバノン人に、医療、食料、健康、人道支援、メンタル・サポートを行っていると伝えた。
同省は、フェイスブックの公式アカウント(https://www.facebook.com/mosal.syria/)を通じて、SOS子どもの村協会が、ビトジャンマアナー(私たちを結び付けよう)財団がダマスカス県の社会問題労働局とともに、ダマスカス郊外県のジュダイダト・ヤーブース国境通行所を通じてシリアに入国したシリア人、レバノン人に対して、水やナツメヤシを配給するなどの緊急対応活動を開始したと紹介した。
また、タルトゥース県では、タルトゥース国境通行所を経由してシリアに入国し、タルトゥース市のブルー・ベイ・リゾート、カルナク家族リゾート、バアス前衛キャンプに設置されたセンターに収容されたシリア人とレバノン人に対して、バトゥール協会、賢い女性協会、家族計画協会、アニース・サアーダ天使協会、バーニヤース慈善社会サービス協会が、子どものためのリクリエーション、メンタル・ケアなどを提供した。
さらに、シリア社会開発協会がダマスカス県とイドリブ県の社会問題労働局の監督のもと、イドリブ県のハーン・シャイフーン市のセンターや、ハワー村、タッフ村で、避難したシリア人やレバノン人に教育支援を行った。
AFP, October 14, 2024、ANHA, October 14, 2024、‘Inab Baladi, October 14, 2024、Reuters, October 14, 2024、SANA, October 14, 2024、SOHR, October 14, 2024などをもとに作成。
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