シリア軍がシャーム解放機構の支配下にあるアレッポ県、イドリブ県を激しく攻撃、住民らが避難(2024年10月31日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がシャーム解放機構の支配下にあるカフル・タアール村、カフル・アンマ村、タディール村、アブザムー村、ダーラト・イッザ市、アターリブ市を砲撃した。

これに対して、「決戦」作戦司令室はシリア政府の支配下にある第46中隊基地一帯を砲撃した。

「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がシャーム解放機構の支配下にあるサーン村一帯、ナイラブ村一帯を自爆型無人航空機複数機で攻撃した。

サーン村一帯への攻撃では、オリーブ工場の労働者らが狙われ、男性とその妻が負傷、ナイラブ村では民間の自動車1台が狙われた。

シリア軍はまた、ザーウィヤ山地方のバーラ村一帯、カドゥーラ村一帯を砲撃した。

カドゥーラ村では、トルコ軍の拠点一帯も砲撃を受けた。

これに対して、「決戦」作戦司令室はシリア政府の支配下にあるサラーキブ市一帯を砲撃した。

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シリア対応調整者(https://www.facebook.com/humanitarianresponse1/)によると、シリア軍による攻撃が激化したのを受けて、アレッポ県西部の37ヵ村の住民が避難、その数は過去48時間で1,843人以上に達した。

避難者の81%は女性と子どもだという。



AFP, October 31, 2024、ANHA, October 31, 2024、‘Inab Baladi, October 31, 2024、Reuters, October 31, 2024、SANA, October 31, 2024、SOHR, October 31, 2024などをもとに作成。

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