イスラエル軍航空機がヒムス県のジュースィーヤ国境通行所に対して航空攻撃を行い、甚大な損害が発生(2024年11月23日)

ヒムス県では、SANA(11月23日付)によると、イスラエル軍航空機が23日晩、ジュースィーヤ国境通行所に対して航空攻撃を行い、甚大な損害が生じた。

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シリア人権監視団によると、イスラエル軍の攻撃は、今年に入って153回(うち127回が航空攻撃、26回が地上攻撃)となり、これにより273あまりの標的が破壊され、軍関係者400人が死亡、268人が負傷した。

同監視団によると、軍関係者の死者内訳は以下の通りである。

イラン人(イラン・イスラーム革命防衛隊):25人
ヒズブッラーのメンバー:59人
イラク人:28人
「イランの民兵」のシリア人メンバー(カーティルジー・グループ社も含む):151人
「イランの民兵」の外国人メンバー:32人
シリア軍将兵:62人
身元不明者:7人
パレスチナ・イスラーム聖戦機構関係者:10人
タドムル市で死亡した外国人民兵(ほとんどがヌジャバー運動のメンバー):22人

また、民間人も64人(うち子供12人、女性16人)が死亡、67人あまりが負傷している。

攻撃の県別内訳は以下の通りである。

ダマスカス県、ダマスカス郊外県:54回
ダルアー県:17回
ヒムス県:51回
クナイトラ県:16回
タルトゥース県:3回
ダイル・ザウル県:5回
アレッポ県:3回
ハマー県:4回
スワイダー県:3回
ラタキア県:2回
イドリブ県:1回

AFP, November 23, 2024、ANHA, November 23, 2024、‘Inab Baladi, November 23, 2024、Reuters, November 23, 2024、SANA, November 23, 2024、SOHR, November 23, 2024などをもとに作成。

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