イスラエル軍戦闘機複数機がヒムス県のジュースィーヤ国境通行所、ハウズ橋、ジューバーニーヤ橋(2024年11月30日)

ヒムス県では、シリア人権監視団によると、イスラエル軍戦闘機複数機が、レバノンとシリアを結ぶジュースィーヤ国境通行所、ハウズ橋、ジューバーニーヤ橋を爆撃した。

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これに関して、イスラエル軍は午前11時43分、テレグラムの公式アカウント(https://t.me/idfofficial)を通じて、イスラエル空軍がシリアからレバノンへのヒズブッラーによる武器密輸で使用されている国境通行所複数ヵ所に併設されている軍事インフラ複数ヵ所を爆撃したと発表した。

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シリア人権監視団によると、イスラエル軍の攻撃は、今年に入って158回(うち132回が航空攻撃、26回が地上攻撃)となり、これにより295あまりの標的が破壊され、軍関係者415人が死亡、285人が負傷した。

同監視団によると、軍関係者の死者内訳は以下の通りである。

イラン人(イラン・イスラーム革命防衛隊):25人
ヒズブッラーのメンバー:59人
イラク人:28人
「イランの民兵」のシリア人メンバー(カーティルジー・グループ社も含む):157人
「イランの民兵」の外国人メンバー:34人
シリア軍将兵:64人
身元不明者:7人
パレスチナ・イスラーム聖戦機構関係者:10人
タドムル市で死亡した外国人民兵(ほとんどがヌジャバー運動のメンバー):22人
ヒズブッラーの協力者(クサイル市一帯):2人
身元不明者(ダブースィーヤ国境通行所):3人

また、民間人も66人(うち子供12人、女性16人)が死亡、67人あまりが負傷している。

攻撃の県別内訳は以下の通りである。

ダマスカス県、ダマスカス郊外県:55回
ダルアー県:17回
ヒムス県:55回
クナイトラ県:16回
タルトゥース県:4回
ダイル・ザウル県:5回
アレッポ県:3回
ハマー県:4回
スワイダー県:3回
ラタキア県:2回
イドリブ県:1回

AFP, November 30, 2024、ANHA, November 30, 2024、‘Inab Baladi, November 30, 2024、Reuters, November 30, 2024、SANA, November 30, 2024、SOHR, November 30, 2024などをもとに作成。

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