ハマー県、ヒムス県でキリスト教徒、アラウィー派が襲撃を受ける(2025年5月17日)

ハマー県では、シリア人権監視団によると、正体不明のグループがハマー市マギーバ地区でキリスト教徒の車に放火した。

また、国防省と内務省の予備部隊がシーハ村を強襲し、住民に向けて無差別に発砲した。

さらに、ハマー市のサワーイク地区で子ども1人が何者かが撃った銃弾を頭に受けて死亡した。

加えて、ハマー市近郊では、正体不明の武装グループがオートバイに乗ったアラウィー派の若い男性2人を打ち、1人が死亡、1人が負傷した。

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ヒムス県では、シリア人権監視団によると、国防省の治安機関が最近になって県西部で逮捕していたアラウィー派宗徒のうち11人が前政権下の犯罪に関与していなかったとして釈放された。

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ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、ダイル・ザウル市のジュバイラ地区でオートバイに乗った正体不明の2人組の武装グループが住民1人を撃ち殺害した。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、アレッポ市アアザミーヤ地区で男性1人が銃で撃たれて死亡した。

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ダルアー県では、SANAによると、内務省総合治安局が県北部のジャバーブ村(ジャバーブ橋)北で送電線(230kV)への破壊工作の試みを阻止した。

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