シリア政府の動き:ムアッリム外務大臣がトルコの「テロ支援」を非難(2014年9月26日)

シリアのワリード・ムアッリム外務在外居住者大臣は、マヤーディーン(9月26日付)に、「トルコはシリア北部に、そしてイスラエルはシリア南部に緩衝地帯を設置すると述べているが…いずれもシリア領への敵対行為に相当する。トルコが安定に向けて…真摯でありたいのなら、挑発的な行為を停止すべきだ」と述べ、トルコに対して外国人戦闘員の教練停止と潜入阻止を求めた。

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国連総会に出席するためニューヨークを訪問中のワリード・ムアッリム外務在外居住者大臣は、パレスチナ自治政府のマフムード・アッバース大統領、イランのモハンマド・ジャヴァード・ザリーフ外務大臣、レバノンのジュブラーン・バースィール外務大臣らと相次いで会談し、イスラーム国、シャームの民のヌスラ戦線などに対する「テロとの戦い」などへの対応について意見を交わした。

SANA(9月26日付)が伝えた。

AFP, September 26, 2014、AP, September 26, 2014、ARA News, September 26, 2014、Champress, September 26, 2014、al-Hayat, September 27, 2014、Kull-na Shuraka’, September 26, 2014、al-Mada Press, September 26, 2014、Qanat al-Mayadin, September 26, 2014、Naharnet, September 26, 2014、NNA, September 26, 2014、Reuters, September 26, 2014、SANA, September 26, 2014、UPI, September 26, 2014などをもとに作成。

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