ファイサル・ミクダード外務在外居住者副大臣はオランダのハーグで開催された化学兵器禁止条約第18回大会に出席し、「中東地域を非大量破壊兵器地帯とするために国際社会が真摯に行動する必要がある。そのためには、中東における唯一の非加盟国であるイスラエルを条約に加盟させることが求められる」と述べた。
またシリアの化学兵器禁止機関への加盟を「歴史的決定」と自賛し、国連と同機関による化学廃棄プロセスへの全面協力を改めて確認する一方、同国政府・軍が化学兵器を使用したとの嫌疑を否定した。
さらに、ダーイシュ(イスラーム国)やシャームの民のヌスラ戦線にシリア国民を立ち向かわせるために、欧米諸国、湾岸アラブ諸国、トルコによるシリアへの経済制裁を解除すべきだと訴えた。
SANA(12月1日付)が伝えた。
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アサド大統領は、シリアを訪問中の在欧パレスチナ難民連合の使節団(ラーディー・シュアイビー団長)と会談した。
SANA(12月1日付)が伝えた。
AFP, December 1, 2014、AP, December 1, 2014、ARA News, December 1, 2014、Champress, December 1, 2014、al-Hayat, December 2, 2014、Kull-na Shuraka’, December 1, 2014、al-Mada Press, December 1, 2014、Naharnet, December 1, 2014、NNA, December 1, 2014、Reuters, December 1, 2014、SANA, December 1, 2014、UPI, December 1, 2014などをもとに作成。
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