ウムラーン・ズウビー情報大臣は、西クルディスタン移行期民政局(ジャズィーラ地区)による統一地方選挙実施に関して「クルド人はシリア国民の一部をなしている。自治についての議論は、シリアという国家の枠内で政治的な意味を伴っていれば可能だ。シリア政府と法律、制度、そして憲法に基づいて議論が行われている」と述べ、理解を示した。
ズウビー情報大臣はまた「クルド人は北部各地域でテロリストと戦っている。彼らはまた、ダマスカス郊外、アレッポなどでも戦っている。彼らはテロに対する愛国的で包括的な抵抗の一環をなしている」と付言した。
そのうえで「シリアの指導部、軍司令部、国防省は、ダーイシュ(イスラーム国)と戦うシリアのクルド人戦闘員に多くのものを提供している。そうしたことを否定する者がいれば、そうした否定は彼の身にもふりかかることになる。なぜならシリアには、そうした動きを確固たるするものがあり、否定するという発想それ自体が非道で、客観性を欠く」と強調した。
ARA News(3月13日付)が伝えた。
AFP, March 13, 2015、AP, March 13, 2015、ARA News, March 13, 2015、Champress, March 13, 2015、al-Hayat, March 14, 2015、Iraqi News, March 13, 2015、Kull-na Shuraka’, March 13, 2015、al-Mada Press, March 13, 2015、Naharnet, March 13, 2015、NNA, March 13, 2015、Reuters, March 13, 2015、SANA, March 13, 2015、UPI, March 13, 2015などをもとに作成。
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