有志連合を指揮するアレン米退役大使「アサドに対する米国の姿勢に変化はない」(2015年3月17日)

イラクとシリアでダーイシュ(イスラーム国)殲滅に向けた有志連合を指揮するジョン・アレン退役大将はアンカラでトルコのフェリドゥン・スィニルリオール外務次官と会談し、「我々は最後には(シリア政府と)交渉しなければならない」とのジョン・ケリー米国務長官の発言に関して、「アサドに対する米国の姿勢に変化はない…。米国は彼が正統性を完全に失っており、彼の統治下のシリア情勢がダーイシュなどテロリストの台頭をもたらしたと考えている」と述べた。

AFP(3月18日付)が伝えた。

AFP, March 18, 2015、AP, March 18, 2015、ARA News, March 18, 2015、Champress, March 18, 2015、al-Hayat, March 19, 2015、Iraqi News, March 18, 2015、Kull-na Shuraka’, March 18, 2015、al-Mada Press, March 18, 2015、Naharnet, March 18, 2015、NNA, March 18, 2015、Reuters, March 18, 2015、SANA, March 18, 2015、UPI, March 18, 2015などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.