シャーム戦線からの離反者らがシャーム革命家大隊を結成(2015年4月7日)

司令官の一人でアブー・アブドゥッラフマーンを名乗る離反士官(中佐)は声明を出し、シャーム戦線の傘下で活動していた複数の武装集団が「シャーム革命家大隊」の名で新たな武装集団を結成したと発表した。

シャーム革命家大隊に参加した組織は、アムジャード・イスラーム旅団、イスラーム・ヌール運動、フダー大隊連合。

声明によると、シャーム革命家大隊司令官には、ナージー・ムスタファー大尉が就任し、アサド政権の打倒を目指すという。

アレッポ県で2014年12月に結成された反体制武装集団の連合組織「シャーム戦線」

「シャーム戦線」は、「命じられるままに進め連合」、ムジャーヒディーン軍、ヌールッディーン・ザンキー運動、アサーラ・ワ・タンミヤ運動からなり、極秘軍事作戦の実行を目的とする。 

AFP, April 7, 2015、AP, April 7, 2015、ARA News, April 7, 2015、Champress, April 7, 2015、al-Hayat, April 8, 2015、Iraqi News, April 7, 2015、Kull-na Shuraka’, April 7, 2015、al-Mada Press, April 7, 2015、Naharnet, April 7, 2015、NNA, April 7, 2015、Reuters, April 7, 2015、SANA, April 7, 2015、UPI, April 7, 2015などをもとに作成。

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