シリア人権監視団は、シャームの民のヌスラ戦線が7月30日に、米軍の軍事教練を受け、トルコから2週間以上前にシリア領内に潜入した第30師団司令官ら8人を拉致したことに関連して、ヌスラ戦線が同じ日にマーリキーヤ村の第30師団本部を襲撃、また両者の戦闘に有志連合がただちに介入し、空爆を行ったことで、ヌスラ戦線戦闘員25人が死亡したと発表した。
この戦闘では、第30師団と同組織を支援する武装集団側にも7人の死者が出たが、ヌスラ戦線の戦闘員はほぼ殲滅されたという。
AFP, August 2, 2015、AP, August 2, 2015、ARA News, August 2, 2015、Champress, August 2, 2015、al-Hayat, August 3, 2015、Iraqi News, August 2, 2015、Kull-na Shuraka’, August 2, 2015、al-Mada Press, August 2, 2015、Naharnet, August 2, 2015、NNA, August 2, 2015、Reuters, August 2, 2015、SANA, August 2, 2015、UPI, August 2, 2015などをもとに作成。
(C)青山弘之 All rights reserved.