シリア軍がタドムル市(ヒムス県)一帯、サフィール市東部(アレッポ県)のダーイシュ(イスラーム国)に対して攻勢を続ける(2015年9月24日)

ヒムス県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がUNESCO世界文化遺産のパルミラ遺跡を擁するタドムル市郊外にあるファフルッディーン砦一帯のダーイシュ(イスラーム国)拠点などを空爆した。

シリア人権監視団は「物的被害が出た」と発表しているが、詳細は不明。

シリア軍はまたタドムル市、カルヤタイン市を「樽爆弾」などで空爆した。

シリア人権監視団はまた、シャーイル・ガス採掘所一帯をロシアの戦闘機が空爆したと発表した。

一方、SANA(9月24日付)によると、シリア軍が、スフナ市、タドムル市および郊外の柑橘農園、シャーイル・ガス採掘所一帯、ウンム・タバービール村東部にあるダーイシュ(イスラーム国)拠点を攻撃し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、サフィール市近郊のタッル・リーマーン村、サーリヒーヤ村、バッラート丘、ナアーム丘一帯、スバイハ村で、クワイリス航空基地に対する包囲解除をめざすシリア軍とダーイシュ(イスラーム国)が交戦し、シリア軍のアリー・ジュガイリー准将が戦死した。

シリア軍は同地一帯に激しい空爆を行ったが、これに関して同監視団は「戦闘機がロシアから到着したものかどうか、搭乗員がロシア人かシリア人かは不明」との見解を示した。

一方、SANA(9月24日付)によると、アレッポ市東部の航空士官学校一帯、ナアーム丘一帯、ラドワーニーヤ村、タッル・リーマーン村、フワイジーナ村、タッル・ファーウーリー村、タッル・イスタブル村、ジャッブール村、ジュッブ・サファー村で、シリア軍がダーイシュ(イスラーム国)と交戦し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

また、シリア人権監視団によると、米トルコ両政府が設置合意した「安全地帯」内のマーリア市近郊のファーフィーン村一帯で、ダーイシュ(イスラーム国)とジハード主義武装集団が交戦した。

他方、ARA News(9月24日付)によると、スィッリーン町南部で、西クルディスタン移行期民政局人民防衛隊とダーイシュ(イスラーム国)が交戦した。

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ラッカ県では、シリア人権監視団によると、ダーイシュ(イスラーム国)の中心拠点であるラッカ市内のモスクでの集団礼拝の説教で、ある説教師が、ロシアのシリアへの軍事・技術支援強化に言及し「こうしたロシアの介入は、カリフ制の兵士(ダーイシュのこと)にとって望むところだ。兵士たちは、シャームの国でロシア兵にまみえて、彼らの首を斬りたいと願っている」と述べた。

この説教師はまた、「ロシアはかつてアフガニスタンで敗北したように、敗北するだろう。イスラーム国の兵士は十字軍どもの王座を破壊する」と強調したという。

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スワイダー県では、SANA(9月24日付)によると、シリア軍がヒルバ村、サアド丘にあるダーイシュ(イスラーム国)拠点を攻撃し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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米中央軍(CENTCOM)は、9月24日にシリア、イラク領内のダーイシュ(イスラーム国)拠点などに対して22回の空爆を行ったと発表した。

このうちシリア領内での空爆は1回で、ダイル・ザウル市近郊のダーイシュに対して攻撃が行われたという。

AFP, September 24, 2015、AP, September 24, 2015、ARA News, September 24, 2015、Champress, September 24, 2015、al-Hayat, September 25, 2015、Iraqi News, September 24, 2015、Kull-na Shuraka’, September 24, 2015、al-Mada Press, September 24, 2015、Naharnet, September 24, 2015、NNA, September 24, 2015、Reuters, September 24, 2015、SANA, September 24, 2015、UPI, September 24, 2015などをもとに作成。

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