アレッポ県北部の「安全保障地帯」でダーイシュ(イスラーム国)がシャーム戦線との戦闘の末に複数の村を奪還(2015年12月30日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、米トルコが設置合意した「安全地帯」内のイフラス村(タッル・リフアト市およびマーリア市の南部)で、ダーイシュ(イスラーム国)が、シャーム戦線と交戦、ダフラ村、ハルジャラ村を再制圧した。

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ヒムス県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がダーイシュ(イスラーム国)の支配下にあるカルヤタイン市を空爆した。

一方、SANA(12月30日付)によると、シリア軍が東ルワーブ・タヒーン村、西ルワーブ・タヒーン村一帯でダーイシュ(イスラーム国)と交戦、同地を制圧した。

シリア軍はまた、フワーリーン村・カルヤタイン市街道各所、ウンク・ハワー村、アブー・ジャリース村などを空爆した。

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ラッカ県では、クッルナー・シュラカー(12月30日付)によると、ダーイシュ(イスラーム国)がアイン・イーサー市東部の西クルディスタン移行期民政局人民防衛部隊拠点複数カ所を奇襲した。

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ハサカ県では、シリア人権監視団によると、有志連合と思われる戦闘機がシャッダーディー市およびハサカ市南部郊外の第47地区にビラを散布し、住民に対してダーイシュの蛮行や横暴ぶりを喧伝した。

アレッポ県では、ARA News(12月30日付)によると、米トルコが設置合意した「安全地帯」内の主要都市の一つアアザーズ市で、ダーイシュ(イスラーム国)が爆弾を爆破し、住民、シャーム戦線戦闘員ら複数が死傷した。

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ハマー県では、SANA(12月30日付)によると、シリア軍がジュナー・アルバーウィー村、ジュッブ・ライヤーン村、サアン町でダーイシュ(イスラーム国)の拠点を空爆し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダイル・ザウル県では、SANA(12月30日付)によると、シリア軍がジャフラ村、マリーイーヤ村でダーイシュ(イスラーム国)の拠点を空爆し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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スワイダー県では、SANA(12月30日付)によると、シリア軍がシャアフ村東部を移動中のダーイシュ(イスラーム国)のタンクローリーなど車輌多数を攻撃、破壊した。

AFP, December 30, 2015、AP, December 30, 2015、ARA News, December 30, 2015、Champress, December 30, 2015、al-Hayat, December 31, 2015、Iraqi News, December 30, 2015、Kull-na Shuraka’, December 30, 2015、al-Mada Press, December 30, 2015、Naharnet, December 30, 2015、NNA, December 30, 2015、Reuters, December 30, 2015、SANA, December 30, 2015、UPI, December 30, 2015などをもとに作成。

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