アレッポ県北部のシリア軍、シリア民主軍の進軍をロシア軍が空爆支援するなか、シリア軍はイドリブ県での空爆を強化(2016年2月10日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が、ヌッブル市、ザフラー町北部のカフルナーハー村、タッル・リフアト市一帯でシャームの民のヌスラ戦線などからなるジハード主義武装集団と交戦、ロシア軍と思われる戦闘機が同地を空爆した。

ARA News(2月10日付)によると、ロシア軍はハイヤーン町を空爆し、町内の学校が破壊されたという。

ロシア軍はまた、西クルディスタン移行期民政局人民防衛隊とヌスラ戦線などが交戦するマンナグ航空基地一帯、マンナグ村一帯に対しても空爆を行った。

またシリア政府支配下のアレッポ市マイダーン地区に反体制武装集団が撃った迫撃砲弾が着弾する一方、ロシア軍と思われる戦闘機によるアレッポ市ライラムーン地区一帯への空爆で、子供2人が死亡した。

一方、ARA News(2月10日付)によると、シリア軍はアフリーン市郊外のバーシャムラー村一帯を空爆した。

空爆に先立って、西クルディスタン移行期民政局人民防衛隊が住民らに対して退避勧告を発していたという。

他方、SANA(2月10日付)によると、シリア軍がバウワービーヤ村、カマーリーン村、ズィルバ村、ハーン・アサル村でシャームの民のヌスラ戦線などからなるジハード主義武装集団と交戦し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

シリア軍はまたアレッポ市北部郊外のスーラーン・アアザーズ町を空爆し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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イドリブ県では、SANA(2月10日付)によると、シリア軍がサフリーヤ村、アファズ村、アブー・ズフール町、ハルブヌーシュ村、マアッラトミスリーン市西部、イドリブ市北部でファトフ軍の拠点を空爆し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ラタキア県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がクルド山一帯を「樽爆弾」などで空爆、砲撃、シャームの民のヌスラ戦線の戦闘員15人が死亡した。

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ダルアー県では、SANA(2月10日付)によると、シリア軍がダルアー市マンシヤ地区西部、旧税関地区西部など、ナイーマ村、ヤードゥーダ村でシャームの民のヌスラ戦線などからなるジハード主義武装集団と交戦し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダマスカス郊外県では、SANA(2月10日付)によると、シリア軍がダーライヤー市で反体制武装集団の拠点を攻撃し、戦闘員37人を殲滅した。

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ヒムス県では、SANA(2月10日付)によると、シリア軍がガジャル村、ティールマアッラ村、キースィーン村東部でシャームの民のヌスラ戦線などからなるジハード主義武装集団と交戦し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ハマー県では、SANA(2月10日付)によると、シリア軍がカフルズィーター市、カフルヌブーダ町でファトフ軍拠点を空爆し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。


AFP, February 10, 2016、AP, February 10, 2016、ARA News, February 10, 2016、Champress, February 10, 2016、al-Hayat, February 11, 2016、Iraqi News, February 10, 2016、Kull-na Shuraka’, February 10, 2016、al-Mada Press, February 10, 2016、Naharnet, February 10, 2016、NNA, February 10, 2016、Reuters, February 10, 2016、SANA, February 10, 2016、UPI, February 10, 2016などをもとに作成。

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