リヤド最高交渉委員会はジュネーブを去る前に25からなる質問状をデミストゥラ国連特別代表に提示(2016年4月21日)

リヤド最高交渉委員会の最高交渉責任者でイスラーム軍幹部のムハンマド・アッルーシュ氏は、スイスのジュネーブを退去するにあたり、ジュネーブ3会議第3ラウンドでのスタファン・デミストゥラ・シリア問題担当国連特別代表との協議で、委員会が25の質問からなる文書を提示したことを明らかにした。

『ハヤート』(4月22日付)によると、この文書は、シリア政府代表団側が「政府支持者、その他、無所属」からなる挙国一致内閣の樹立を提案したことを受けたもので、アッルーシュ氏は、シリア政府による逮捕者の釈放、「虐殺」の停止が実行されたうえで、交渉を再開し、詳細を詰めるべきだとの立場を改めて示した。

25の質問は、移行期統治機関にかかわるもので、ジュネーブ合意に従って全権を有するか否か、統治機関以外に立法機関は設置するのか、そのメンバーには個人が参加するのか、組織としての参加は認められるのか、治安機関を統轄するのは移行期統治機関かそれ以外の別の機関か、治安部会、司法部会、財務部会は独立した機関となるのか、シリア軍と反体制武装集団の統合はどのように行われるのか、統合前に両者がテロとの戦いで協力することはあるのか、移行期において2012年制定の現行憲法を停止するのか、などといった質問からなるという。

AFP, April 21, 2016、AP, April 21, 2016、ARA News, April 21, 2016、Champress, April 21, 2016、al-Hayat, April 22, 2016、Iraqi News, April 21, 2016、Kull-na Shuraka’, April 21, 2016、al-Mada Press, April 21, 2016、Naharnet, April 21, 2016、NNA, April 21, 2016、Reuters, April 21, 2016、SANA, April 21, 2016、UPI, April 21, 2016などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

カテゴリー: 反体制勢力の動き パーマリンク