ロシア国防省はアレッポ市への支援物資搬入のため48時間の人道休戦の実施への意思表明(2016年8月18日)

ロシア国防省のイゴール・コナシェンコフ報道官は、アレッポ市一帯での戦闘に関して、「我々は、アレッポ市住民に物資を届ける余地を与えるため、来週から48時間の人道停戦を行う旨発表する用意がある」と発表した。

コナシェンコフ報道官は「正確な期日、時間は、国連が車輌の準備についての情報や、米国側からこれらの車輌が安全に移動できることの保障を受けてから決められることになる」と付言した。

この人道停戦が実現した場合、支援物資は、反体制武装集団が支配するアレッポ市東部とシリア政府が支配する西部の双方に搬入されることになり、前者はトルコのガジアンテップ市からアレッポ市北部からカースティールー街道を通じて、後者はアレッポ市東部からハンダラート・キャンプ、カースティールー街道を通じて搬入されるという。

AFP, August 18, 2016、AP, August 18, 2016、ARA News, August 18, 2016、Champress, August 18, 2016、al-Hayat, August 19, 2016、Iraqi News, August 18, 2016、Kull-na Shuraka’, August 18, 2016、al-Mada Press, August 18, 2016、Naharnet, August 18, 2016、NNA, August 18, 2016、Reuters, August 18, 2016、SANA, August 18, 2016、UPI, August 18, 2016などをもとに作成。

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