タフリール旅団がYPG主体のシリア民主軍を離反する一方、ハズム運動、シリア革命家戦線などがトルコ軍が支援する反体制武装集団に参加(2016年9月2日)

アレッポ県では、シリア監視ネットワーク(9月2日付)によると、トルコ軍の支援を受けるハズム運動、シリア革命家戦線、ハック戦線、アンサール旅団が、「ユーフラテスの盾」作戦に新たに参加した。

また『ハヤート』(9月3日付)は、トルコ軍がジャラーブルス市西方のアラブ・イッザ村、ガンドゥーラ村を空爆し、ダーイシュ(イスラーム国)が使用していた建物3棟を破壊した、と伝えた。

なお、ARA News(9月2日付)によると、トルコ軍はジャラーブルス市方面に戦車部隊を新たに派遣した。

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『ハヤート』(9月3日付)によると、西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍に参加していたタフリール旅団のメンバー50人がシリア民主軍を離反、人民防衛隊を攻撃した後、ジャラーブルス市に移動した。

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一方、トルコ治安当局はトルコ・シリア国境にコンクリート壁を設置することに反対するデモに対して催涙ガスを使用、強制排除した。

デモは、アレッポ県アイン・アラブ市に面するトルコ領内の国境近くで発生したという。

アレッポ県では、ARA News(9月2日付)によると、ダーイシュがウンム・フーシュ村、ウンム・クラー村を砲撃した。

AFP, September 2, 2016、AP, September 2, 2016、ARA News, September 2, 2016、Champress, September 2, 2016、al-Hayat, September 3, 2016、Iraqi News, September 2, 2016、Kull-na Shuraka’, September 2, 2016、al-Mada Press, September 2, 2016、Naharnet, September 2, 2016、NNA, September 2, 2016、Reuters, September 2, 2016、SANA, September 2, 2016、Shabaka Rasd Suriya al-Ikhbariya, September 2, 2016、UPI, September 2, 2016などをもとに作成。

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