ファーリス・バイユーシュ大佐を名のる離反士官は、ロイター通信(9月28日付)に対して、シリア軍のアレッポ市東部包囲作戦へのロシア軍の支援に対抗するため、複数の国が反体制派に、「素晴らしい量」のグラッド地対地ミサイルを供与したと述べた。
供与されたとされるグラッド地対地ミサイルはこれまでに供与されたことがない型で、射程距離は22~40キロに及び、40基がアレッポ県、ハマー県、そして沿岸地域(ラタキア県)に配備されるという。
バイユーシュ大佐はこれ以上の詳細については語らなかった。
ツイッターなどの情報によると、バイユーシュ大佐は北部師団の司令官の一人。
AFP, September 28, 2016、AP, September 28, 2016、ARA News, September 28, 2016、Champress, September 28, 2016、al-Hayat, September 29, 2016、Iraqi News, September 28, 2016、Kull-na Shuraka’, September 28, 2016、al-Mada Press, September 28, 2016、Naharnet, September 28, 2016、NNA, September 28, 2016、Reuters, September 28, 2016、SANA, September 28, 2016、UPI, September 28, 2016などをもとに作成。
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