米主導の有志連合によるシリア領内での爆撃での「意図せず犠牲となった民間人」は1,250人に(2017年9月29日)

有志連合CJTF-OIR(「生来の決戦作戦」統合任務部隊)は、2017年8月までのシリアおよびイラク領内での航空作戦に伴う民間人犠牲者発生にかかる80件の新たな報告を受け、すでに報告されている案件と併せて455件の調査を行った。

調査を完了した185件のうち168件は事実と異なり、3件がすでに報告されている事案の重複であることが確認され、民間人の犠牲者が出たとされるのは14件のみで、これによる民間人の犠牲者は50人だった。

これにより、2014年8月から2017年8月までに有志連合が実施した空爆2万6,026回によって意図せず犠牲となったとされる民間人の数は1,250人となり、うち死亡が確認されたのは178人となった。

なお、350件については引き続き調査中。

CENTCOM, September 29, 2017をもとに作成。

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