イランのモハンマド・ジャヴァード・ザリーフ外務大臣はシリアを訪問し、アサド大統領と会談、シリア情勢の進捗、近く予定されているイラン・ロシア・トルコ首脳会談などについて意見を交わした。
SANA(9月3日付)によると、アサド大統領とザリーフ外務大臣は、一部西側諸国がシリアとイランに対して強めている圧力が、これらの国の計略の失敗を示すものだとの点で意見が一致した。
会談には、ワリード・ムアッリム外務在外居住者大臣(兼副首相)、ブサイナ・シャアバーン大統領府政治報道補佐官、ファイサル・ミクダード外務在外居住者副大臣、アドナーン・マフムード駐イラン・シリア大使、シャフィーク・ドゥユーブ外務在外居住者省アジア局長、ホセイン・ジャーベリー・アンサーリー外務副大臣(アラブ・アフリカ担当)らが同席した。
ザリーフ外務大臣はまた、イマード・ハミース首相とも会談、両国関係の強化について意見を交わした。
AFP, September 3, 2018、ANHA, September 3, 2018、AP, September 3, 2018、al-Durar al-Shamiya, September 3, 2018、al-Hayat, September 4, 2018、Reuters, September 3, 2018、SANA, September 3, 2018、UPI, September 3, 2018などをもとに作成。
(C)青山弘之 All rights reserved.