ロシア難民受入移送居住センター:レバノンから149人、ヨルダンから703人の難民が帰国、避難民66人が帰宅(2019年3月22日)

ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報(3月22日付)を公開し、3月21日に難民852人が新たに帰国したと発表した。

このうちレバノンから帰国したのは149人(うち女性38人、子供64人)、ヨルダンから帰国したのは703人(うち女性251人、子供427人)。

これにより、2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は165,500人となった。

内訳は、レバノンからの帰国者60,589人(うち女性18,209人、子ども30,641人、ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者104,911人(うち女性31,286人、子ども53,134人、ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。

また、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日以降に帰国した難民の数は 394,780人(うち女性118,471人、子供201,236人)となった。

なお、45カ国で難民登録したシリア人の数は6,673,308人(うち女性2,002,592人、子供3,404,407人)。

一方、国内避難民66人が新たに帰宅した。

うち東グータ地方に帰宅したのは30人(うち女性14人、子供11人)、ダイル・ザウル県サーリヒーヤ村の通行所を経由してダマスカス郊外県、ヒムス県などに帰宅したのは0人、ヒムス県南東グラーブ山の通行所を経由して帰還したのは36人(うち女性7人、子ども17人)、イドリブ県アブー・ズフール町郊外の通行所を経由して帰宅したのは0人だった。

これにより、2019年1月以降に帰宅した国内避難民の数は13,457人(うち女性4,629人、子供5,752人)に、2015年9月30日以降に帰宅した国内避難民の数は1,282,053人(うち女性387,188人、子供648,006人)となった。

Ministry of Defence of the Russian Federation, March 22, 2019をもとに作成。

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