反体制系メディアはシリア軍がルクバーン・キャンプから帰国したばかりの若者2人を射殺したと伝える(2019年4月15日)

ドゥラル・シャーミーヤ(4月15日付)など複数の反体制系メディアは、イマード・ガーリーを名のる活動家の情報として、シリア軍がヨルダン北東部のルクバーン・キャンプから帰国したシリア難民の若者2人を射殺したと伝えた。

反体制系メディアによると、この若者2人は、ロシア当事者和解調整センターと国外難民帰還調整委員会が2月末に、同キャンプや米占領下のヒムス県南東部タンフ国境通行所一帯地域(55キロ地帯)の難民・国内避難民を受け入れるためにジュライギーム通行所(ヒムス県)を設置したことを受け、最近になって帰国、ヒムス市ダイル・バアルバ地区の施設(学校)に収容されていたが、治安機関によって拘留され、脱出しようとしたところを射殺されたのだという。

なお、シリア軍はまた、2人を殺害した学校で若者20人を拘束し、連行したという。

AFP, April 15, 2019、ANHA, April 15, 2019、AP, April 15, 2019、al-Durar al-Shamiya, April 15, 2019、al-Hayat, April 16, 2019、Reuters, April 15, 2019、SANA, April 15, 2019、UPI, April 15, 2019などをもとに作成。

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