ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報(4月20日付)を公開し、4月19日に難民1,095人が新たに帰国したと発表した。
このうちレバノンから帰国したのは359人(うち女性108人、子供183人)、ヨルダンから帰国したのは736人(うち女性221人、子供375人)。
これにより、2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は196,076人となった。
内訳は、レバノンからの帰国者69,251人(うち女性20,919人、子ども35,237人、ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者126,825人(うち女性38,074人、子ども64,669人、ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。
また、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日以降に帰国した難民の数は 425,356人(うち女性127,651人、子供216,828人)となった。
なお、45カ国で難民登録したシリア人の数は6,696,131人(うち女性2,000,839人、子供3,415,027人)。
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一方、国内避難民42人が新たに帰宅した。
うち東グータ地方に帰宅したのは17人(うち女性8人、子供6人)、ダイル・ザウル県サーリヒーヤ村の通行所を経由してダマスカス郊外県、ヒムス県などに帰宅したのは25人(うち女性6人、子供16人)、ヒムス県南東グラーブ山の通行所を経由して帰還したのは0人、イドリブ県アブー・ズフール町郊外の通行所を経由して帰宅したのは0人だった。
これにより、2019年1月以降に帰宅した国内避難民の数は20,325人(うち女性6,603人、子供9,017人)に、2015年9月30日以降に帰宅した国内避難民の数は1,288,931人(うち女性389,162人、子供660,783人)となった。
Ministry of Defence of the Russian Federation, April 20, 2019をもとに作成。
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