スプートニク・ニュースはアレッポ県でシャーム解放機構の化学兵器製造工場が爆発したと伝えるが、反体制系メディアはこれを否定(2019年4月19日)

アレッポ県では、スプートニク・ニュース(4月19日付)や、ドゥラル・シャーミーヤ(4月20日付)によると、アターリブ市東のアブザムー町にあるハリール製薬倉庫が爆発した。

これに関して、スプートニク・ニュースは、倉庫内にシャーム解放機構の本部があり、そこで砲弾を改造し、有毒化学物質の装填が行われていたと指摘、爆発によって破壊された倉庫には、異臭が漂っていたと伝えた。

しかし、ドゥラル・シャーミーヤは、倉庫の所有者の話として、なかには乳児用のミルクが保管されていただけだと反論、爆発が爆弾によるものだと伝えた。

AFP, April 20, 2019、ANHA, April 20, 2019、AP, April 20, 2019、al-Durar al-Shamiya, April 20, 2019、al-Hayat, April 21, 2019、Reuters, April 20, 2019、SANA, April 20, 2019、Sputnik News, April 20, 2019、UPI, April 20, 2019などをもとに作成。

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