イスラエル軍がシリア領内をミサイル攻撃、防空部隊がこれを迎撃(2019年5月17日)

SANA(5月17日付)は軍消息筋の話として、シリア軍防空部隊がクナイトラ県方面から飛来した複数の敵の標的を迎撃、これを撃破したと伝え、その映像を公開した。

シリア人権監視団によると、シリア軍が迎撃したのはイスラエル軍のミサイルで、ダマスカス郊外県キスワ市近郊で少なくとも3回の爆発が発生した。

同地には、シリア軍防空部隊基地のほか、ヒズブッラーやイランの武器庫があるという。

一方、スプートニク・ニュース(5月17日付)は、シリア軍筋の話として、シリア軍防空部隊は4発の地対空ミサイルを発射し、クナイトラ県上空でミサイル複数発を撃破したと伝えた。


また、シリアの治安筋によると、シリア軍防空部隊はイスラエル軍の無人航空機1機も撃破したという。

AFP, May 17, 2019、ANHA, May 17, 2019、AP, May 17, 2019、al-Durar al-Shamiya, May 17, 2019、al-Hayat, May 18, 2019、Reuters, May 17, 2019、SANA, May 17, 2019、Sputnik News, May 17, 2019、SOHR, May 17, 2019、UPI, May 17, 2019などをもとに作成。

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