ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報(6月8日付)を公開し、6月7日に難民904人が新たに帰国したと発表した。
このうちレバノンから帰国したのは374人(うち女性112人、子供191人)、ヨルダンから帰国したのは530人(うち女性159人、子供270人)。
これにより、2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は254,487人となった。
内訳は、レバノンからの帰国者86,968人(うち女性26,242人、子ども44,272人、ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者167,519人(うち女性50,286人、子ども85,422人、ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。
また、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日以降に帰国した難民の数は 483,767人(うち女性145,186人、子供246,616人)となった。
なお、45カ国で難民登録したシリア人の数は6,638,968人(うち女性1,991,690人、子供3,385,874人)。
Ministry of Defence of the Russian Federation, June 8, 2019をもとに作成。
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