2019年5月にハサカ県カーミシュリー市でシリア政府当局に拘束されていた米国人が釈放される(2019年7月27日)

『ニューヨーク・タイムズ』(7月27日付)、CNN(7月27日付)は、レバノン治安筋の話として、レバノン治安筋の話として、シリア政府当局が拘束中の米国人を釈放、レバノン当局(アッバース・イブラーヒーム総合情報部長)を通じてその身柄を米国側に引き渡したと伝えた。

釈放されたのは、サム・グッドウィン氏(30歳)。

グッドウィン氏は世界各国を廻る旅行をしていたが、2019年5月にハサカ県カーミシュリー市近郊で拘束された。

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なお、ロイター通信(7月26日付)は、釈放されたのが、2012年にシリア国内で政府当局に拘束されたとされるジャーナリストのオースティン・タイス氏だと伝えていた。

AFP, July 27, 2019、ANHA, July 27, 2019、AP, July 27, 2019、CNN, July 27, 2019、al-Durar al-Shamiya, July 27, 2019、The New York Times, July 27, 2019、Reuters, July 27, 2019、SANA, July 27, 2019、SOHR, July 27, 2019、UPI, July 27, 2019などをもとに作成。

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