ロシア難民受入移送居住センター:レバノンから378人、ヨルダンから1,288人の難民が帰国、避難民12人(うちルクバーン・キャンプからの帰還者0人)が帰宅(2019年7月29日)

ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報(7月29日付)を公開し、7月28日に難民1,666人が新たに帰国したと発表した。

このうちレバノンから帰国したのは378人(うち女性89人、子供152人)、ヨルダンから帰国したのは1,288人(うち女性304人、子供516人)。

これにより、2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は329,610人となった。

内訳は、レバノンからの帰国者106,690人(うち女性29,314人、子ども49,492人、ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者222,920人(うち女性66,920人、子ども113,678人、ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。

また、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日以降に帰国した難民の数は 558,890人(うち女性140,998人、子供221,579人)となった。

なお、45カ国で難民登録したシリア人の数は6,637,757人(うち女性1,991,327人、子供3,385,256人)。

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一方、国内避難民12人が新たに帰宅した。

これにより、2019年1月以降に帰宅した国内避難民の数は34,686人(うち女性10,795人、子供15,974人)に、2015年9月30日以降に帰宅した国内避難民の数は1,303,282人(うち女性386,683人、子供648,923人)となった。

なお、グラーブ山通行所を経由して帰還した12人のうち、米主導の有志連合が占領するヒムス県タンフ国境通行所一帯地域(55キロ地帯)に面するヨルダン北東部のルクバーン・キャンプから帰国した難民は0人だった。

Ministry of Defence of the Russian Federation, July 29, 2019をもとに作成。

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