トルコ占領下のアレッポ県北部のいわゆる「ユーフラテスの盾」地域と「オリーブの枝」地域で活動を続ける反体制武装集団の連合体である国民軍のユースフ・ハンムード報道官(少佐)は、ドゥラル・シャーミーヤ(8月15日付)の取材に応じ、そのなかで、国民軍所属の第3軍団が15日朝、イドリブ県とハマー県に戦闘員数十人を派遣するための準備を開始したと発表した。
同地で反体制武装集団(シャーム解放機構、国民解放戦線、イッザ軍など)とともにシリア軍と戦うのが目的だという。
ハンムード報道官によると、戦闘員派遣は、国民軍司令部と国民解放戦線司令部との会合で決定されたという。
国民軍と国民解放戦線はいずれもトルコの支援を受けている。
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なお、これに先立って、シリア・イスラーム評議会のアブドゥルカリーム・バッカール報道官もフェイスブックのアカウントを通じて、国民軍にイドリブ県、ハマー県での戦闘に参加するよう呼びかけていた。
AFP, August 15, 2019、ANHA, August 15, 2019、AP, August 15, 2019、al-Durar al-Shamiya, August 15, 2019、Reuters, August 15, 2019、SANA, August 15, 2019、SOHR, August 15, 2019、UPI, August 15, 2019などをもとに作成。
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