RTは11月11日にアサド大統領との単独インタビューを放映すると伝える(2019年11月9日)

RT(11月9日付)はアサド大統領との単独インタビューを11月11日に放映すると伝えた。

インタビューは、RTのアフシン・タッランスィ記者が英語で行い、アサド大統領も英語で答えたという。

RTによると、インタビューのなかで、アサド大統領は以下のように述べ、欧州諸国はトルコのレジェップ・タイイップ・エルドアン大統領が送り込むとの脅しをかけているシリア難民ではなく、欧州そのものが支援し、連携してきた数十万人のイスラーム過激派に関心を向けるべきだと述べたという。

「数百万におよぶ彼ら(難民)は、大多数が穏健で、テロリストなどほとんど混じっていないのに、(欧州は)どうして彼らを恐れているのか。しかも、(欧州は)少なくとも数万人、そしておそらくは数十万のテロリストをシリアで直接支援しているのに、彼らが自分たちの国に戻ることは恐れていない」。

「シリア難民やそのほかの難民が送り込まれることが危険だというなら、欧州にとってもっとも危険なのは、シリアのテロリストを支援することだ。こうしたことこそもっとも危険だ」。

「エルドアンとEUは二重の関係だ。EUは彼を憎んでいるが、必要ともしている」。

 

AFP, November 9, 2019、ANHA, November 9, 2019、AP, November 9, 2019、al-Durar al-Shamiya, November 9, 2019、Reuters, November 9, 2019、SANA, November 9, 2019、SOHR, November 9, 2019、UPI, November 9, 2019などをもとに作成。

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