ロシア軍によるイドリブ県への爆撃で7人が死亡、反体制派によるアレッポ市への砲撃で女児1人が死亡(2019年11月10日)

ラタキア県では、シリア人権監視団によると、ロシア軍戦闘機がシャーム解放機構などの支配下にあるカッバーナ村一帯を爆撃した。

シリア軍もヘリコプターがカッバーナ村一帯を「樽爆弾」で爆撃した。

これに対して、反体制武装集団はダッラ丘を砲撃、シリア軍兵士3人が死亡した。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、ロシア軍戦闘機がシャーム解放機構などの支配下にあるカンスフラ村、カフルルーマー村、カフルナブル市、タッフ村、ジャバーラー村を爆撃し、カフルルーマー村で子ども3人、メディア活動家1人、救急隊員1人を含む7人が死亡した。

シリア軍も地上部隊がカフルルーマー村、カフルナブル市、タフターヤー村、ムシャイリファ村、タッフ村、ウンム・ジャラール村、シャイフ・ダーミス村を砲撃した。

カフルルーマー村、カフルナブル市への砲撃には地対地ミサイルが使用された。

これに対して、反体制武装集団はバラーギースィー村を砲撃した。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、反体制武装集団が撃った迫撃砲弾複数発がアレッポ市サイフ・ダウラ地区やハラブ・ジャディーダ地区に着弾し、サイフ・ダウラ地区で女児1人が死亡した。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍地上部隊がアンカーウィー村一帯を砲撃し、反体制武装集団戦闘員2人が死亡した。

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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を26件(イドリブ県5件、ラタキア県7件、アレッポ県8件、ハマー県6件)確認したと発表した。

トルコ側の監視チームは停戦違反を26件(イドリブ県12件、ラタキア県4件、アレッポ県0件、ハマー県3件)確認した。

AFP, November 10, 2019、ANHA, November 10, 2019、AP, November 10, 2019、al-Durar al-Shamiya, November 10, 2019、Ministry of Defence of the Russian Federation, November 10, 2019、Reuters, November 10, 2019、SANA, November 10, 2019、SOHR, November 10, 2019、UPI, November 10, 2019などをもとに作成。

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