トルコ軍によるシリア北東部への侵攻で戦火を逃れて避難していた住民が、シリア軍の展開を受けて続々帰国(2019年12月5日)

SANA(12月5日付)は、トルコ軍によるシリア北東部への侵攻(「平和の泉」作戦)で、戦火を逃れて避難していた住民が、シリア軍によるハサカ県国境地帯への展開を受けて、帰国していると伝え、写真を公開した。

ハサカ県のイサーム・フサイン社会問題労働局長によると、「平和の泉」作戦によって発生した国内避難民(IDPs)は19万6000人に達していたが、シリア軍の展開を受けて、15万5000人が帰村した。

4万1000人は依然としてIDPsとして収容センターなどでの暮らしを余儀なくされている。

そのほとんどはトルコが占領するラアス・アイン市およびその周辺の農村の住民だという。

AFP, December 5, 2019、ANHA, December 5, 2019、AP, December 5, 2019、al-Durar al-Shamiya, December 5, 2019、Reuters, December 5, 2019、SANA, December 5, 2019、SOHR, December 5, 2019、UPI, December 5, 2019などをもとに作成。

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