ロシア難民受入移送居住センター:難民559人と国内避難民(IDPs)1,779が新たにシリア政府支配地域に帰還、2018年半ば以降帰還した難民は772,367人、2019年以降帰還したIDPsは46,977人に(2020年2月3日)

ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報(2月3日付)を公開し、2月2日に難民720人が新たに帰国したと発表した。


このうちレバノンから帰国したのは161人(うち女性48人、子供82人)、ヨルダンから帰国したのは559人(うち女性168人、子供285人)。

これにより、2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は543,087人となった。

内訳は、レバノンからの帰国者172,071人(うち女性52,015人、子ども88,051人、ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者371,016人(うち女性111,348人、子ども189,210人、ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。

45カ国で難民登録したシリア人の数は6,569,742人(うち女性1,970,923人、子供3,350,568人)。

また、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日以降に帰国した難民の数は 772,367人(うち女性232,021人、子供394,183人)となった。

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一方、国内避難民1,779人が新たに帰宅した。

うちダマスカス郊外県東グータ地方に帰宅したのは0人、ダイル・ザウル県サーリヒーヤ村の通行所を経由してダマスカス郊外県、ヒムス県などに帰宅したのは1,779人(内女性722人、子ども493人)、ヒムス県南東グラーブ山のジュライギム通行所を経由して帰還したのは0人、イドリブ県アブー・ズフール町郊外の通行所およびハマー県スーラーン町の通行所を経由して帰宅したのは0人だった。

これにより、2019年1月以降に帰宅した国内避難民の数は46,977人(うち女性15,044人、子供20,602人)に、2015年9月30日以降に帰宅した国内避難民の数は1,315,573人(うち女性397,603人、子供664,368人)となった。

Ministry of Defence of the Russian Federation, February 3, 2020をもとに作成。

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