ロシア難民受入移送居住センター:難民960人が新たに帰還、2018年半ば以降帰還した難民は558,758人に(2020年2月21日)

ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報(2月21日付)を公開し、2月20日に難民960人が新たに帰国したと発表した。

https://syria.mil.ru/images/11-bul-refugees-09012019-1000-new-en.jpg

このうちレバノンから帰国したのは232人(うち女性70人、子供118人)、ヨルダンから帰国したのは728人(うち女性218人、子供371人)。

これにより、2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は558,758人となった。

内訳は、レバノンからの帰国者176,811人(うち女性53,439人、子ども90,470人、ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者381,947人(うち女性114,629人、子ども194,785人、ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。

45カ国で難民登録したシリア人の数は6,568,303人(うち女性1,970,491人、子供3,349,835人)。

また、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日以降に帰国した難民の数は 788,038人(うち女性236,726人、子供402,177人)となった。

Ministry of Defence of the Russian Federation, February 21, 2020をもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.