シリア民間航空公社のバースィム・マンスール総裁は、新型コロナウイルス感染者が急増しているイラン各地とシリアを結ぶ航空便を欠航する必要はない、と述べた。
イランのアーラム・チャンネル(2月26日付)が伝えたところによると、マンスール総裁は「イラン便の欠航は検討されず、保健当局が予防措置を講じるため、医療センターに施設が設置された」としたうえで、「(イランからの)渡航者のなかに感染者は確認されていない。感染の疑いがあれば、(ダマスカス県の)イブン・ナフィース病院に直接搬送する」と述べた。
AFP, February 26, 2020、ANHA, February 26, 2020、AP, February 26, 2020、al-Durar al-Shamiya, February 26, 2020、Qanat al-‘Alam, February 26, 2020、Reuters, February 26, 2020、SANA, February 26, 2020、SOHR, February 26, 2020、UPI, February 26, 2020などをもとに作成。
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