シリア政府とハフタル将軍率いるリビア国民軍は在外公館再開で合意(2020年3月1日)

ワリード・ムアッリム副首相兼外務在外居住者大臣は、リビア(ハリーファ・ハフタル将軍に率いるリビア国民軍)のアブドゥッラフマーン・ウハイリシュ副首相、アブドゥルハーディー・フワイジュ外務国際関係大臣らからなる使節団と首都ダマスカスで会談した。

SANA(3月1日付)によると、会談では、二国間関係、両国での復興について意見が交わされるとともに、トルコのあからさまな主権侵害、内政干渉という共通の脅威への対処で連携することを確認した。

会談後、ムアッリム副首相兼外務在外居住者大臣とフワイジュ外務国際関係大臣は、両国の在外公館・領事館を再開するための了解覚書(MoU)に調印した。

AFP, March 1, 2020、ANHA, March 1, 2020、AP, March 1, 2020、al-Durar al-Shamiya, March 1, 2020、Reuters, March 1, 2020、SANA, March 1, 2020、SOHR, March 1, 2020、UPI, March 1, 2020などをもとに作成。

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