ハサカ県では、SANA(4月18日付)によると、シリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下にあるカーミシュリー市近郊の農村住民が、タッル・ハミース市近郊のアブー・カサーイブ村方面から進入しようとした米軍装甲車4輌からなる車列に立ちはだかり、これを退去させた。
また、シリア人権監視団によると、ロシア軍憲兵隊の装甲車4輌が、カーミシュリー市一帯地域でパトロール活動を実施した。
一方、米軍は兵站物資などを積んだ貨物車輌35輌(シリア人権監視団によると約50輌)からなる車列を、ヤアルビーヤ町(タッル・クージャル)近郊に違法に設置されているワリード国境通行所を経由してイラクからシリアに新たに進入させた。
車列はカーミシュリー市方面に向かったという。
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シリア人権監視団は、米軍部隊が、ラッカ県ジャズラ村近郊に違法に設置されている基地を頻繁に訪問し、同地での影響力回復を狙っていると発表した。
AFP, April 18, 2020、ANHA, April 18, 2020、AP, April 18, 2020、al-Durar al-Shamiya, April 18, 2020、Reuters, April 18, 2020、SANA, April 18, 2020、SOHR, April 18, 2020、UPI, April 18, 2020などをもとに作成。
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