北・東シリア自治局が新型コロナウイルス感染者を確認したと初めて発表(2020年4月29日)

北・東シリア自治局ジャズィーラ地域の保健委員会(保健省に相当)のジュワーン・ムスタファー共同議長は声明を出し、ジャズィーラ地域で新型コロナウイルス感染者が2人確認されたと発表した。

ムスタファー共同議長によると、感染が確認されたのはハサカ県ハサカ市。

2人は夫婦で、妻はカーミシュリー市内の国立病院で隔離され、夫は自宅療養しているという。

感染者が確認されたことを受けて、北・東シリア自治局傘下のハサカ地区評議会のアブドゥルガニー・ウースー共同議長、同地区保健局のルーマンダー・イーサー共同議長、健康フォローアップ委員会メンバーのダルバース・マアミー氏は共同声明を出し、ハサカ市ウムラーン地区を完全隔離、またハサカ市を部分隔離すると発表した。

また、ハサカ市内の住民に対して、拡声器を通じて、外出を控え、予防措置を徹底、またシリア政府支配下の治安厳戒地区に入らないよう呼びかけた。

ANHA(4月29日付)が伝えた。

AFP, April 29, 2020、ANHA, April 29, 2020、AP, April 29, 2020、al-Durar al-Shamiya, April 29, 2020、Reuters, April 29, 2020、SANA, April 29, 2020、SOHR, April 29, 2020、UPI, April 29, 2020などをもとに作成。

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