ANHA(4月29日付)は、ウィリアム・ロバーク元駐バーレーン米国大使を代表とする米国務省使節団が、北・東シリア自治局支配地内で活動するクルド民族主義組織の代表と会談したと伝えた。
会談の場所は不明。
シリア人権監視団によると、会談「クルド勢力の足並みを揃え、米国の政策への信頼を回復する」のが目的。
ロバーク元大使は、シリアのクルド勢力の足並みを揃えようとする人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍のマズルーム・アブディー総司令官のイニシアチブに対する各組織の意見に耳を傾けた。
会談に参加したのは、クルディスタン民主平和党、クルディスタン自由連合、シリア・クルディスタン民主パールティ、クルディスタン愛国連合党、クルディスタン民主変革党、クルディスタン刷新運動、クルディスタン労働党、クルディスタン緑の党、クルディスタン・ムスタクバル潮流、クルディスタン友愛党、シリア・クルド民主ルージュ党、ロジャヴァ自由愛国連合、民主闘争党、クルディスタン共和党の代表。
AFP, April 29, 2020、ANHA, April 29, 2020、AP, April 29, 2020、al-Durar al-Shamiya, April 29, 2020、Reuters, April 29, 2020、SANA, April 29, 2020、SOHR, April 29, 2020、UPI, April 29, 2020などをもとに作成。
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