治安機関はロシア軍部隊を伴って、シリアテルの経営陣・技術者を家宅捜索し、逮捕(2020年5月3日)

シリア人権監視団は、政府の治安機関が、アサド大統領のいとこでビジネスマンのラーミー・マフルーフ氏が取締役会長を務める携帯電話会社のシリアテルの経営陣と技術者28人以上を逮捕したと発表した。

複数の情報筋によると、逮捕はロシアの指示によるもので、治安機関はロシア軍部隊を伴って、経営陣と技術者の自宅を家宅捜索、その身柄を拘束したという。

なお、同監視団によると、逮捕に先立って、経営陣や技術者らはこれまで自由に行うことができていた基地局への出入りを3週間以上にわたって禁じられていたという。

AFP, May 3, 2020、ANHA, May 3, 2020、AP, May 3, 2020、al-Durar al-Shamiya, May 3, 2020、Reuters, May 3, 2020、SANA, May 3, 2020、SOHR, May 3, 2020、UPI, May 3, 2020などをもとに作成。

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