トルコがリビアに派遣したシリア人傭兵(国民軍戦闘員)7人が新たに死亡(2020年5月9日)

シリア人権監視団は、トルコがリビアに派遣したシリア人傭兵(国民軍戦闘員)7人が、ハリーファ・ハフタル将軍率いるリビア国民軍との戦闘で死亡し、その遺体がトルコ占領下のアレッポ県北部に搬送されたと発表した。

これにより、リビアでの戦闘で死亡したシリア人傭兵(ムウタスィム旅団、スルターン・ムラード師団、北の鷹旅団、ハムザート師団、スライマーン・シャー師団)の数は268人となった。

なお、リビアに派遣されたシリア人傭兵の数は約8,000人、トルコがシリア領内に設置しているキャンプで、派遣に向けて教練を受けている傭兵は約3,100人に達しているという。

AFP, May 9, 2020、ANHA, May 9, 2020、AP, May 9, 2020、al-Durar al-Shamiya, May 9, 2020、Reuters, May 9, 2020、SANA, May 9, 2020、SOHR, May 9, 2020、UPI, May 9, 2020などをもとに作成。

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