政府に近いシリア部族長名士評議会、ハサカ県のシャッラービーン部族は、米国とトルコの占領に対して一致団結するよう部族に呼びかける(2020年8月6日)

シリア政府に近いシリア部族長名士評議会は声明を出し、米国とトルコの占領に対して一丸となるよう呼びかけるとともに、ダイル・ザウル県で発生している部族長らを狙った殺害事件に関して、米国がアラブ系部族どうしの不和を作り出そうとする試み以外のなにものでもないと非難した。

また、ハサカ県のシャッラービーン部族も声明を出し、アカイダート部族の族長の一人のおじにあたるマトシャル・ハンムード・ジャドアーン・ハドル氏らの暗殺を愛国的な部族間の連帯や結束に打撃を与えようとするものだと非難し、外国の占領が助長するテロへの反対を表明、アラブ系部族に対してシリア領内からすべての占領勢力を駆逐するために一致団結するよう呼びかけた。

SANA(8月6日付)が伝えた。

AFP, August 6, 2020、ANHA, August 6, 2020、AP, August 6, 2020、al-Durar al-Shamiya, August 6, 2020、Reuters, August 6, 2020、SANA, August 6, 2020、SOHR, August 6, 2020、UPI, August 6, 2020などをもとに作成。

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