トルコ軍のドローンがラッカ県北のシリア民主軍の検問所を爆撃し、兵士2人を殺害(2020年8月17日)

ラッカ県では、シリア人権監視団によると、トルコ軍の無人航空機(ドローン)が、シリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下にあるアブー・サッラ村近郊に展開する人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍の検問所を爆撃、シリア民主軍の兵士2人が死亡、複数人が負傷した。

トルコ軍のドローンはまた、同地を巡回するシリア民主軍の車輌に対しても爆撃を加えて、乗っていた兵士1人が負傷したほか、トルコ軍地上部隊とその支援を受ける国民軍も同地を砲撃し、兵士複数人が負傷した。

AFP, August 17, 2020、ANHA, August 17, 2020、AP, August 17, 2020、al-Durar al-Shamiya, August 17, 2020、Reuters, August 17, 2020、SANA, August 17, 2020、SOHR, August 17, 2020、UPI, August 17, 2020などをもとに作成。

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