サウジアラビア軍部隊が米軍の護衛を受けてハサカ県に進入(2020年8月28日)

イランのアーラム・チャンネル(8月27日付)やレバノンのマヤーディーン・チャンネル(8月27日付)は、サウジアラビア軍の所属部隊が有志連合を主導する米軍の護衛を受けてハサカ県のシャッダーディー市にある米軍基地に入ったと伝えた。

複数の消息筋によると、この部隊は20人弱からなり、サウジアラビア軍士官が指揮しているという。

これに対して、RT(8月28日付)は、サウジアラビア軍部隊のシリア領内への進入を認めつつ、ハサカ市の複数の地元消息筋の話として、イラクのタージー、軍事基地から入ったが、サウジアラビアへの帰還を予定だと伝えた。

同消息筋によると、サウジアラビア軍部隊がシリアに進入するのはこれが初めてではなく、これまでにも、ハサカ県のアラブ系部族との連絡を取り合うためにたびたび進入しているという。

AFP, August 28, 2020、ANHA, August 28, 2020、AP, August 28, 2020、al-Durar al-Shamiya, August 28, 2020、Qanat al-‘Alam, August 27, 2020、Qanat al-Mayadin, August 27, 2020、Reuters, August 28, 2020、SANA, August 28, 2020、SOHR, August 28, 2020、UPI, August 28, 2020などをもとに作成。

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