新型コロナウイルスの新規感染者はシリア政府支配地域で42人、北・東シリア自治局支配地域で36人、シャーム解放機構主体の反体制派とトルコの支配下にあるイドリブ・アレッポ県で35人(2020年9月24日)

保健省は政府支配地域で新たに42人の新型コロナウイルス感染者が確認される一方、感染者15人が完治し、2人が死亡したと発表した。

これにより、9月24日現在の同地での感染者数は計3,966人、うち死亡したのは183人、回復したのは1,013人となった。

SANA(9月24日付)が伝えた。

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北・東シリア自治局の保健委員会(保健省に相当)は、支配地域で新たに36人の新型コロナウイルス感染者が確認される一方、感染者16人が完治したと発表した。

これにより、9月24日現在の同地での感染者数は計1,343人、うち死亡したのは55人、回復したのは379人となった。

新規感染者の内訳は、ハサカ県のハサカ市10人、カーミシュリー市9人、マーリキーヤ(ダイリーク)市7人、ダルバースィーヤ市7人、マアバダ(カルキールキー)町2人、アレッポ県のアイン・アラブ(コバネ)市2人、シャフバー地区(タッル・リフアト市)2人。

ANHA(9月24日付)が伝えた。

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反体制系NGOの支援連携ユニットは、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構が軍事・治安権限を握る「解放区」とトルコ占領下の「オリーブの枝」地域と「ユーフラテスの盾」地域で9月24日に新たに35人の新型コロナウイルス感染者が確認される一方、75人が完治したと発表した。

これにより、同地での感染者数は計760人、うち回復したのは335人、死亡したのは6人となった。

https://www.facebook.com/ACUSyria/photos/1394447904093430/

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一方、シリア人権監視団は、シャーム解放機構が軍事・治安権限を握るイドリブ県の「解放区」とトルコ占領下のアレッポ県北部で、新型コロナウイルス感染者35人が確認されたと発表した。

これにより、6月9日以降、「解放区」と占領地で確認された感染者数は計760人、うち死亡したのは10人(シリア人権監視団の発表によると9人)、完治したのは335人となった。

AFP, September 24, 2020、ACU, September 24, 2020、ANHA, September 24, 2020、al-Durar al-Shamiya, September 24, 2020、Reuters, September 24, 2020、SANA, September 24, 2020、SOHR, September 24, 2020などをもとに作成。

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